災害を教訓に

カテゴリー: 訪問看護ステーション | 投稿日: | 投稿者:

6月も半ば過ぎ、紫陽花が美しく咲く頃になりました。
昨年の豪雨では気象庁や自治体が非難を呼びかけたものの、逃げ遅れた高齢者ら多くの人が亡くなりました。
その教訓から災害の危機が迫った際に早めの準備、早めの非難を促し命を守る行動を取ることを目的に先月の29日より自治体が出す避難情報を危険度に応じて警戒レベルを5段階で表示するようになりました。レベル5がもっとも高く大雨特別警報や河川の氾濫発生情報に相当し、レベル4では土砂災害警戒情報や氾濫危険情報でこの時点で避難指示や避難勧告で全員避難となります。レベル3では大雨警報や洪水警報、氾濫警戒情報で避難準備高齢者等は避難開始となります。レベル2では大雨洪水注意報で避難場所や方法の確認をします。レベル1では数日先までの大雨の警報がでる可能性についての情報で心構えをする段階になります。
訪問看護では利用者の方が災害発生時に混乱することがないように避難準備品のリストの作成、避難場所、自己紹介用紙の記入など一緒に考え行っています。
日頃から「災害発生した場合どのような動きをとればよいか」考えておくことはいざという時に対応力の違いがでてきます。
雨の季節を迎え、私たち一人ひとりが「自分の命は自分で守る」という意識を持ち行動できるようにしていきたいと思います。

訪問看護 K