10月21日(土)第36回神経セミナーが開催され、職員100名が参加しました。
岡山大学脳神経内科 教授 石浦浩之先生を講師にお迎えし、「神経疾患の最新治療 片頭痛から難病、アルツハイマー病まで」をご講演いただきました。
講演では、脳神経内科で診る多様な疾患について分かりやすくお話しくださいました。まず、アルツハイマー病やレビー小体型を始めとする認知症の臨床的な特徴・病理学的変化、そして9月に承認されたばかりのアルツハイマー病の抗体療法を含めた治療法についてお話しくださいました。
次に、多発性硬化症、重症筋無力症などの神経免疫疾患の抗体療法など、難病とされている疾患でも治療法に様々な選択肢があることをご教示下さいました。最後に、先生ご自身が脳神経内科を専門にされるきっかけとなった遺伝性疾患について具体例をご提示され、分かりやすくご説明くださいました。講演を通し、医療に携わる者として先生の医学に対する熱意に刺激を受けました。
セミナーの様子は、後日当院YouTubeにて動画配信いたします。
動画がアップされましたら改めてご案内いたします。
ぜひご視聴ください。
秘書・広報部