2025年3月8日(木)、倉敷市民会館にて「わが街健康プロジェクト 2025春講演会」が開催され、143名の方にご参加いただきました。
第一部では、倉敷生活習慣病センター 診療部長・青山 雅 先生が「糖尿病を考える」と題してご講演しました。
糖尿病は「血管が固くなる病気」であり、進行すると動脈硬化を引き起こし、脳梗塞・心筋梗塞・閉塞性動脈硬化症など、命に関わる病気の原因となることを解説。特に壊死した足の写真スライドを用いた説明は、参加者の理解を深め、病気の怖さと予防の大切さを実感させる内容となりました。また食事療法についても分かりやすく紹介されました。
第二部では、倉敷成人病センター 糖尿病看護認定看護師・笹邊 順子 先生が「知って得する‼ 健康寿命を延ばす大切なポイント‼」をテーマに登壇され、健康寿命を延ばす5つのポイント①年に1度は健康診断を受け、早期発見・早期治療を!②血糖の正常値を語呂合わせで覚える③炭水化物に偏った食事を避ける④間食はできるだけ食後に⑤食後3時間以内に体を動かす!を親しみやすく紹介していただきました。
講演後の質疑応答では、活発な質問が飛び交い、参加者の方の関心の高さを伺えました。
「わが街健康プロジェクト」は、2013年から地域医療を考えることを目的に活動を続けており、当院も活動開始当初より共催しています。今年度も年2回の講演会を予定しておりますので、ぜひご参加ください。
広報課