倉敷老健

倉敷老健

病院と家庭との中間施設として自立を支援し社会復帰、家庭復帰、在宅生活支援をお手伝いいたします。

倉敷老健外観

 倉敷老健は倉敷平成病院に隣接し、病状の安定した方を対象に、ADL(日常生活動作)とQOL(人生の充実度)に重点をおき、快適な生活を送れるよう支援し、在宅や地域社会への復帰を目指して、日々のリハビリテーションに取り組んでいます。

空床状況(令和6年3月11日現在)

実際の状況と異なる場合があります。お電話でご相談下さい。

屋内自立 又は自立が可能な方 空き(床)
女性4人部屋 1
男性4人部屋 0
女性2人部屋 0
男性2人部屋 0
個室 1
寝たきり/経管栄養の方 空き(床)
女性4人部屋 0
男性4人部屋 1
女性2人部屋 1
男性2人部屋 1
個室 1
認知症の方 空き(床)
女性4人部屋 0
男性4人部屋 0
女性2人部屋 0
男性2人部屋 0
個室 1

 


施設長 大浜栄作
(鳥取大学名誉教授)
 

倉敷老健は入所定員150名、通所リハビリ定員180名で、岡山県下最大の老健です。医療保険で給付される病院・診療所と異なり、老健は介護保険から給付されますので、老健での医療には大きな制約があります。私達の倉敷老健では、昭和63年12月の開設以来、開設者である故 高尾武男先生(社会医療法人全仁会前理事長、全仁会グループ代表)の方針により、入所者の健康管理に必要な検査や投薬は何らの制限なくなされてきました。これに加えて、隣接の倉敷平成病院のおかげで、入所者の持病や合併症の悪化や病状の急変時には、倉敷平成病院の外来や救急外来で迅速に診療して頂き、必要な処置をとって頂いております。 以上のような医療面での充実に加えて、平成30年度から理学療法士5名、作業療法士4名、言語聴覚士1名によるリハビリテーション、26名の看護師による医学的管理のサポートおよび日常生活の援助、49名の介護福祉士・介護士による食事、排泄、入浴、移動など日常生活の援助などにより、老健で楽しく生活し、1日でも早い在宅復帰と在宅支援をめざして、各職員(ケアマネジャー、支援相談員、管理栄養士、薬剤師、事務員など)が協力・連携して取り組んでいます。




看護部長 武森三枝子
 

令和3年4月に倉敷老健の看護部長を拝命し、病気や老化のために要介護状態となった方々の人生に関わらせていただいています。様々な専門職一人ひとりが、持っている能力を十分に発揮し、「出来る限り現在の生活を継続したい」という入所されている方のニーズと、心身・費用ともに負担を強いられる介護されている方のニーズの、双方を支援できるよう、力を尽くしていきたいと考えています。


医師紹介

大浜 栄作(おおはま えいさく)

大浜 栄作(おおはま えいさく)
卒業年 昭和43年卒
役職 倉敷老健 施設長
専門分野 一般内科・脳神経病理学
資格・専門医・ 所属学会
  • 医学博士
  • 日本神経病理学会名誉会員
  • 臨床神経病理懇話会名誉会員
  • 日本脳腫瘍病理学会功労会員
  • 日本末梢神経学会評議員
  • 病理解剖資格認定医
  • 日本老年医学会
  • 日本病理学会
  • 日本神経学会
  • 日本小児神経学会
  • 日本自律神経学会
  • 日本高次脳機能障害学会
  • 日本認知症学会
  • 鳥取大学名誉教授

渡辺 明良(わたなべ あきら)

渡辺 明良(わたなべ あきら)
卒業年 昭和53年卒
専門分野 脳神経外科
資格・専門医・ 所属学会
  • 医学博士
  • 日本頭痛学会専門医・指導医
  • 日本脳神経外科学会専門医
  • 日本脳卒中学会専門医
  • 日本老年医学会 老人保健施設管理認定医
  • 日本脳神経外科コングレス
  • 日本脳ドック学会
倉敷老健の常勤医として入職しました。新潟大学脳神経外科の医局人事として川崎医科大学脳神経外科に講師として出向し、1986年、約30年ぶりに生まれ故郷の岡山に戻って来ました。川崎医大では、当時はまだ黎明期であった血管内手術に力を注ぎました。15年ほど勤務した後、 教授交代を契機に笠岡第一病院に就職し、一人医長として21年間勤務しました。今回、入職が決まって知ったことなのですが、施設長の大浜先生とは新潟大学脳研究所に在籍していた期間が重複していました。その意味でも大先輩としてご指導いただきたいと思っています。

施設長の診察

健康状態に変化があれば、診察を行い必要に応じて専門医の外来に紹介します。


 

倉敷老健めぐみ通信(広報紙)

倉敷老健ブログ

老健の取り組み・日常など、随時更新中。

こちらからご覧ください

倉敷老健施設の特徴

リハビリの充実

リハビリ専門職による個別機能訓練

リハビリ専門職として理学療法士4名、作業療法士4名、言語聴覚士1名が常勤専従で配置されており、一人ひとりにあったプログラムを個別に対応しています。身体機能訓練や認知機能訓練だけでなく家屋環境の調整や生活機能向上を目的としたリハビリにも積極的に取り組んでいます。調理訓練の際には、必要に応じて管理栄養士が栄養指導も行っています。その他、看護職員、介護職員など多職種協働による生活リハビリと併せて、機能改善に努めています。


関節可動域訓練

【関節可動域訓練】

上肢機能訓練

【上肢機能訓練】

嚥下機能訓練

【嚥下機能訓練】


脳活性プログラム

【脳活性プログラム】

お買いもの

【お買いもの】

調理訓練&栄養指導

【調理訓練&栄養指導】


その他に、マシントレーニングによる自主的な運動の機会を作るよう努めています。

低床足こぎバイク

【低床足こぎバイク】

低床なので乗り移りが安全に可能です。足の筋力強化としてだけでなく、心肺機能を鍛えて耐久性の向上にもつながります。

レッグプレス

【レッグプレス】

腰掛け位で天板を両足で蹴ることで、足とお腹の力を同時に発揮することで、立上りや歩行に必要な筋肉を鍛えることが可能です。

ローイング

【ローイング】

椅子の背もたれから離れた姿勢を保ち、レバーを引き寄せることで腕だけでなく姿勢を保とうとする背筋群を鍛えることが可能です。


低床足こぎバイク

【レッグ・カール】

膝を曲げ伸ばしすることで、太ももの前後の筋力を強化します。歩行の安定性向上に効果的です。

低床足こぎバイク

【バタフライ】

胸の前で腕を開閉することにより、腕と胸の筋力を強化します。肩甲骨の動きの改善にも効果的です。

低床足こぎバイク

【コンパス】

膝を伸ばして開閉脚することにより、太ももの内側と外側の筋力を強化します。バランスの安定に効果的です。

低床足こぎバイク

【チェスト・プレス】

腕を前後に押し引くことで、肩甲骨の動きを改善できて、猫背の改善にも効果的です。

低床足こぎバイク

【ショルダー・プレス】

腕の挙げ下げにより肩周囲の筋肉が伸縮され、肩凝りの改善に効果的です。


日常生活の援助

介護福祉士が主体となり、食事、排泄、入浴、移動など日々の日常生活を援助しています。入所者にとって最も身近な存在のため、生活の中での動作訓練や評価をご本人やご家族と相談しながら行っています。

当施設は、介護職員全員が資格保持者であり、国家資格である介護福祉士の取得割合が93.5%です。介護の専門性を生かして、入所者へのケアを頑張っています。

生活と介護

倉敷老健ではそれぞれの入所者の方に合わせたケアを行っています。

食事

温冷配膳車にて、温かいものは温かく、冷たいものは冷たいままでご提供します。

温冷配膳車

温冷配膳車

普通食

普通食

刻み食

刻み食


おやつ

毎日違ったおやつをご用意します。


入浴

入浴は、保温効果、保湿効果、血行促進効果、清涼効果、リラクゼーション効果などがあります。一般的な浴槽に入れない方は、座位式リフトを使用します。

普通浴

普通浴

浴槽の横に手すりが付いており、安全に浴槽に入ることができます。

座位式リフト浴

座位式リフト浴

車いすの方など座ったままで浴槽に入ることができます。


生活リハビリ

入所されている方の「今できること」を少しでも多くするよう、生活の中にリハビリを取り入れて行っています。たとえ、今できないことでも、こうすればできるのではないかという視点で、様々な職種が「工夫すれば出来ること」を増やして、より良い暮らしになることを目指しています。
リハビリスタッフによる体操、学習療法士による学習療法、音楽家による音楽療法、臨床心理士による回想法など専門職によるプログラムも用意しております。
他にも、歌声広場、生け花、買い物、行事会などのイベントもあり、楽しみながら施設生活が送っていただけるよう努めています。

秋祭り(備中神楽)

秋祭り(備中神楽)

音楽療法

音楽療法

創作活動

創作活動

歩行訓練

歩行訓練

食事補助

食事補助


介護職員の役割

入所の方にとって最も身近な存在である介護職員が主体となって、食事、排泄、入浴、移動などの日常生活の援助を行っています。倉敷老健では、ほとんどの職員が国家資格である「介護福祉士」を取得しており、介護の専門性を活かしたケアを提供します。

また、研修や勉強会にも多く参加し、知識やケアの質の向上を図っています。入所の方に安全で安心した生活を送れるよう努めています。

定期勉強会

定期勉強会


在宅復帰

倉敷老健は在宅復帰・在宅療養支援機能加算算定施設で、在宅復帰率 50%超を維持しています。在宅の方がリハビリのために定期的に利用されたり、重介護となり利用される方、病院からリハビリの継続に来られる方など様々な方が利用されています。

多職種からの退院時指導


移動の指導


胃ろうケアの指導


入所・退所のご相談   在宅復帰に向けてのケアプランの作成

ケアマネジャーと相談員が窓口となり、見学の対応・入所相談・生活相談・ケアプランの作成等を行い、不明な点は丁寧にご説明させて頂きます。

入所後も毎日のケアをしている看護師・介護スタッフ・リハビリスタッフ等と連携を取りながら、ご本人やご家族の思いを共有しケアプランを作成し実施していきます。入所の方が退所後 どのようにしたら生活ができるか一緒に考えながら在宅復帰へのサポートを行っていきます。

施設のご利用に関することやご不明な面などあれば お気軽にお問合せ下さい。

入所までの流れ

まずは施設にお越し下さい。(お待たせしない為にも事前にお電話でご予約下さい。) → 面談をさせて頂き、施設の説明後、申込み用紙・意向確認表に記入して頂きます。 → 主治医へ「診療情報提供書」を依頼して頂きます。 → 申込書・意向確認表・診療情報提供書が揃い次第 ご本人様の面談に行かせて頂きます。 → 老健内の多職種が参加する入所判定会議を実施します。 → 入所可能と判定されると、入所日及びお部屋の調整を致します。


施設概要

施設名 倉敷老健 在宅強化型(超強化型)
定員 入所:150名  通所リハビリ:180名(倉敷在宅総合ケアセンター2階)
開設年月日 昭和63年12月1日(新館増築 平成16年8月)
事業所番号 3350280008
所在地 岡山県倉敷市老松町4丁目3-38(倉敷平成病院に隣接)
電話番号 086-427-1111(代)
FAX 086-427-1196
メールアドレス kularow3@mx6.kct.ne.jp (メールでお問合せの方はコチラから)
建物 本館:鉄筋コンクリート3階建(建築面積1,054㎡ 延床面積2,610㎡) 新館:鉄筋コンクリート4階建(建築面積830㎡ 延床面積3,149㎡)
開設者 社会医療法人全仁会 理事長 高尾 聡一郎
施設長 大浜 栄作

 

利用について

利用できる方

介護保険において、要介護状態(要介護1~5)と認定された方

手続き・利用料

平成17年10月から、居住費と食費が自己負担になりました。 各個人・各世帯の年収により負担額が異なりますので下記までお問い合わせください。

見学・問合せ

施設を見学していただくことは、ご利用の方またご家族にとっても大事なことです。 是非ご見学下さい。また、見学の際には事前に電話でご予約ください。

見学可能時間 平日 9:00~16:00  土曜 9:00~11:30
電話番号 086-427-1111(倉敷平成病院と同じ電話番号です)
相談窓口 倉敷老健相談員
メールアドレス kularow3@mx6.kct.ne.jp

相談窓口

ご質問やご相談は、各部署責任者または以下の個人情報保護相談窓口をご利用ください。

個人情報相談窓口 倉敷老健支援相談員 TEL:086-427-1111(倉敷平成病院と同じ番号です)

学生実習の受入れ

  • 看護科 倉敷翠松高校
  • 栄養科 ノートルダム清心女子大学
  • リハビリ科 随時

平成30年度研究報告

第20回日本褥瘡学会学術集会 9月28日
  「介護老人保健施設における体位変換付き高機能エアマットレス導入の効果」
第29回 全国介護老人保健施設大会 埼玉 10月18日
  「老健業務の質の向上と機能の円滑化-業務サポート科を設置して-」
第25回 岡山県介護老人保健施設大会 11月1日
  「倉敷老健におけるインフルエンザ・感染性腸炎の感染拡大予防」
第19回日本褥瘡学会中国四国地方会 3月3日
  「倉敷老健(入所)における褥瘡マネジメント加算取得への取り組み」

平成29年度研究報告

第28回全国老人保健施設大会in松山 7月27日
  「歩行練習器導入によるリハビリセラピストの意識変化」
  「入所者・家族・職員の満足度の実態と向上への取り組み~入所者も家族も職員もみんなが満足~」
  「高齢者のリハビリ効果を高めるために~2種類の栄養補助食品の影響~」
第15回日本臨床医療福祉学会 9月2日
  「DBS(脳深部刺激)療法後患者の在宅での独居生活に向けての連携~病院から老健、そして自宅へ~」
第2回岡山県地域包括ケアシステム学会学術大会 10月1日
  「今老健に求められるリハビリ~脳深部刺激療法の症例を通じて~」
第24回岡山県介護老人保健施設大会 11月2日
  「倉敷老健における他職種連携による褥瘡対策」

平成28年度研究報告

第2回中国地区老人保健施設発表大会 in 岡山 8月16日
  「おむつの見直しによるコスト削減の取り組み」
 第1回岡山県地域包括ケアシステム学会学術大会 9月11日
  「当施設のリピート利用により身体・認知機能の維持を図りながら、在宅生活を継続している事例の紹介」
 第27回全国老人保健大会 in 大阪 9月15日
  「倉敷老健における入所者の体調管理 ~看護体制の見直しを通して~ 」
 第17回日本褥瘡学会中国四国地方会 3月5日
  「老健施設内の褥瘡保有者への栄養強化 ―管理栄養士の活動―」
 第8回日本下肢救済足病学会 5月27日
  「介護老人保健施設における足病変への取り組み ―多職種、他施設との連携が奏効した2症例―」

平成27年度研究報告

第26回全国介護老健施設大会 神奈川 in 横浜 9月3日
演題1.「睡眠障害に対する精油ラベンダーオイルの効果」
演題2.「在宅率30%超維持と50%超に向けての課題」

所定疾患施設療養費表

介護老人保健施設において、入所者の医療ニーズに適切に対応する観点から、肺炎や尿路感染症などの疾病を発症した場合における施設内での対応について、以下のような条件(算定条件による)を満たした場合に、介護報酬等において評価されることとなっております。
当施設では、ご入居者様への安心のご提供等に資するべく、また、所定疾患施設療養費を適切に算定するため、治療の実施状況をご報告しております。

令和4年度 所定疾患施設療養費(Ⅰ)(Ⅱ)の算定状況(治療の実施状況)

 疾病 人数(人) 日数(日) 治療 投薬内容
肺炎

(Ⅰ)12

(Ⅱ)17

(Ⅰ)64

(Ⅱ)92

投薬・点滴
採血(炎症反応)・XP・CT

スルバシリン静注用3g・レボフロキサシン錠250mg・アミカシン硫酸塩注射液 200mg・ワイスタール静注用1g・セフジニルカプセル100mg・レボフロキサシンOD錠250mg
尿路感染症

(Ⅰ)29

(Ⅱ)39

(Ⅰ)155

(Ⅱ)224

投薬・点滴
採血(炎症反応)・
検尿・尿培養

レボフロキサシンOD錠250mg・セフトリアキソンNa静注用1g・タゾピペ静注用4.5g・オーグメンチン配合錠250RS・スルバシリン静注用3gメロペネム点滴静注用0.5g・バクタ配合顆粒レボフロキサシン錠250mg・ビクシリン注射用1g・ワイスタール静注用1g・ミノサイクリン塩酸塩カプセル100mg・ホスホマイシンNa静注用2g・セフカペンピボキシル塩酸塩錠100mg・セフジニルカプセル100mg・セフメタゾールNa静注用1g・ビクシリン注射用2g・レボフロキサシン点滴静注用バッグ500mg・セフカペンピボキシル塩酸塩小児用細粒10%・ミノサイクリン塩酸塩点滴静注用100mg
帯状疱疹 0 0
蜂窩織炎

(Ⅰ)4

(Ⅱ)2

(Ⅰ)20

(Ⅱ)11

投薬・点滴・採血(炎症反応)

セフカペンピボキシル塩酸塩錠100mg・ワイスタール静注用1g・セフジニルカプセル100mg

(Ⅰ)45
(Ⅱ)58

(Ⅰ)239
(Ⅱ)327

定員150名

算定条件

※所定疾患施設療養費(Ⅱ)について 
① 所定疾患施設療養費(Ⅱ)については、肺炎等により治療を必要とする状態となった入所者に対し、治療管理として投薬、検査、注射、処置等が行われた場合に、1回に連続する10日を限度とし、月1回に限り算定するものであるので、1月に連続しない1日を10回算定することは認められないものであること。

② 所定疾患施設療養費(Ⅱ)と緊急時施設療養費は同時に算定することはできないこと。

③ 所定疾患施設療養費(Ⅱ)の対象となる入所者の状態は次のとおりであること。
 イ 肺炎
 ロ 尿路感染症
 ハ 帯状疱疹
 ニ 蜂窩織炎

④ 肺炎及び尿路感染症については、検査を実施した場合のみ算定できる。

⑤ 算定する場合にあっては、診断名及び診断に至った根拠、診断を行った日、実施した投薬、検査、注射、処置の内容等を診療録に記載しておくこと。なお、近隣の医療機関と連携した場合であっても、同様に、医療機関で行われた検査、処置等の実施内容について情報提供を受け、当該内容を診療録に記載しておくこと。 また、抗菌薬の使用に当たっては、薬剤耐性菌にも配慮するとともに、肺炎、尿路感染症及び帯状疱疹の検査・診断・治療に関するガイドライン等を参考にすること。

⑥ 当該加算の算定開始後は、治療の実施状況について公表することとする。公表に当たっては、介護サービス情報の公表制度を活用する等により、前年度の当該加算の算定状況を報告すること。

⑦ 当該介護保健施設サービスを行う介護老人保健施設の医師が感染症対策に関する内容(肺炎、尿路感染症及び帯状疱疹に関する標準的な検査・診断・治療等及び抗菌薬等の適正使用、薬剤耐性菌)を含む研修を受講している。ただし、感染症対策に関する十分な経験を有する医師については、感染症対策に関する研修を受講したものとみなす。

 ※所定疾患施設療養費(Ⅰ)について
① 所定疾患施設療養費(Ⅰ)は、肺炎等により治療を必要とする状態となった入所者に対し、治療管理として投薬、検査、注射、処置等が行われた場合に、1回に連続する7日を限度とし、月1回に限り算定するものであるので、1月に連続しない1日を7回算定することは認められないものであること。

②~⑥(略)