労働安全衛生法に基づき衛生委員会を設置しています。職員の健康管理の適正および災害防止ならびに職場環境に関する調査改善を図ることを目的としています。
倉敷平成病院、倉敷老健、倉敷在宅総合ケアセンターにおける栄養管理の充実と向上により患者、入所者、通所者への食事サービスの向上とその適正な運営を図ることを目的としています。
栄養指導状況報告、委託側現状報告、嗜好・調理・配膳に関すること、衛生に関すること、食事計画等を話し合います。
栄養障害の患者さんに対して適切な栄養管理を行い、褥瘡や誤嚥性肺炎を予防し、
免疫力低下にともなう院内感染の発生を抑制します。
適切な栄養管理により免疫力を改善し、病気の治療効果の向上を目指します。
医師・管理栄養士・看護師・薬剤師・臨床検査技師・言語聴覚士など多くの職員がNSTメンバーとして活動しています。
栄養不良や摂食不良の患者さん、重症患者さんの栄養評価を行い、患者さんそれぞれに合った栄養療法を検討していきます。
栄養に関してそれぞれの職種が参加し、その患者さんにあったチーム医療を実践して、一日も早い退院を目指しています。
「救急から在宅まで何時いかなる時でも対応します」という理念の下、積極的な救急医療を実践し、地域医療の発展に寄与します。そのためにチーム医療を展開すべく、情報交換、対策 検討、勉強会等を行います。
今までの救急医療への取り組み等が評価され、平成22年12月に全仁会は「社会医療法人」としての認可を受けました。
救急部発足当時は、約90件/月だった救急搬送の受け入れが、平成27年度年には約180件/月に増加しています。
信頼される全仁会グループとして、一致団結して救急医療等、地域医療に更に邁進します。
看護のレベル・経験に関係なく均質化した看護を提供し、患者さん・ご家族が納得・安心して入院生活が送れるように、より質の高い患者サービスを提供することおよび医療の効率化を図ることを目的としています。
クリティカルパスの作成・評価・修正を行います。平成25年12月より電子カルテ導入となり、電子カルテへ移行後の使用方法の周知徹底を行っております。
全仁会グループにおいて、個人情報保護法に基づき患者、利用者、その家族および職員の個人情報漏洩防止や個人情報を安全かつ適正に管理・使用するために個人情報の具体的な運用に関する事項を定めることを目的としています。
褥瘡の発症ゼロを目標とし、専門的立場から院内の褥瘡および適切な治療が実施できるよう検討します。
治験および製造販売後臨床試験がヘルシンキ宣言の主旨およびGCP省令等に基づいて、倫理的・科学的・医学的・薬学的観点から、その実施および継続等がされているかを審議・評価します。医薬品の開発に携わる医師、製薬会社等から独立した第三者的な立場で被験者の人権保護と安全確保のために公正な審議を行います。院長の諮問機関として重要な役割を担っています。
※GCP(Good Clinical Practice):医薬品の臨床試験実施の基準に関する省令です。
治験に参加する被験者の人権と安全を守るために委員が一同に会し、治験責任医師、治験依頼者より提出された資料に基づき新規治験の実施の適否および実施中の治験の継続の適否について審議します。
新しい「薬」を開発するためには、「薬の候補」について動物で効果や毒性を調べたあと、ヒトに対する効果と副作用(安全性)を詳しく調べる必要があります。
健康な方や患者さんに「薬の候補」を使用して頂き、効果と副作用(安全性)を調べる試験を「臨床試験」といい、特に国(厚生労働省)から「薬」として承認を受けるために行う臨床試験を「治験」といいます。現在、病院や薬局で使用されている「薬」は、治験を行い国から承認を受けたものになります。より効果が高く副作用が少ない「薬」を誕生させる為には、避けては通れない大事な過程です。
対象 | 目的 | |
---|---|---|
第Ⅰ相試験 ※注 |
原則、健康成人 | 「薬の候補」の副作用・体内での動きを調べます。 |
第Ⅱ相試験 | 少数の患者さん | 「薬の候補」が病気に対してどのような効果があるのか、安全性(副作用)がどの程度か、使い方(投与量・期間など)をどうしたらよいかを調べます。 |
第Ⅲ相試験 | 多数の患者さん | 「薬の候補」を長期間服用し、効果・安全性(副作用)を調べます。 |
※注 当院は大学病院等、研究施設と違い市中病院のため第Ⅰ相試験は行っておりません。
倉敷平成病院の適切な医療安全管理を達成するため、院内で発生した医療事故の情報収集と分析・原因解明を行い具体的な事故防止対策に取り組むと共に、事故防止体制の確立と職員への教育・指導の徹底を図ることを目的とします。
医療安全に関する作業部会として、医師をはじめ院内の各部門の担当者で構成し医療安全に関連する業務の実施を目的とします。
医療行為および医学の研究において、臨床倫理の適正な保持のため、以下の事項について調査検討をします。
但し、⑤治験に関することは別途、治験委員会を設け、調査検討することとする。
職員が患者・利用者の検体、情報を利用し論文・ポスター展示などの学会発表・院外発表や院内の研究発表などでの臨床研究を行う場合の倫理的審査を行います。
全仁会グループの各施設において、患者さんの安全に配慮し、患者さんの尊厳を尊重し、患者本位四原則に沿った医療・介護サービスを提供することにより、患者さんに選ばれる医療機関・施設となることを目的とします。