平成17年4月から、乳腺外科を倉敷平成病院(総合美容センター内)で開設しております。
近年、日本の乳がん患者は急速に増加しており、2011年の女性乳がんの罹患数は、約72,500例で、女性のがん罹患全体の約20%を占めます。年齢階級別罹患率でみた女性の乳がんは、30歳代から増加をはじめ、40歳代後半から50歳代前半でピークを迎え、その後は次第に減少します。また2013年の乳がん死亡数は女性約13,000人で、女性ではがん死亡全体の約9%を占めています。( 国立研究開発法人国立がん研究センターがん対策情報センター2015より)
現在、予防法はなく、早期発見が重要であります。欧米では、積極的にマンモグラフィという乳房のレントゲン写真を用いた検診を行った結果、乳癌の死亡率が減少しています。残念ながら日本ではようやく積極的に検診を行うようになった段階です。現在検診はマンモグラフィと視触診の併用が最も有用とされております。マンモグラフィに読影資格があり、当科では全員その資格を有しています。乳癌を取り扱うにあたり的確に診断できることが最も大事なことです。さらに、平成17年7月から県下初のマンモトームが導入されました。マンモトームは触ってもわからないが、マンモグラフィで癌が疑われる微小病変を的確に採取する検査で、今後増えるであろう微小乳癌を同定するのに非常に役立ちます。
また、甲状腺疾患も専門で行っております。甲状腺疾患には、甲状腺癌や良性腫瘍などの腫瘍性病変とバセドウ病や橋本病などの機能異常の大きく2つに区分できます。当科では、採血検査や超音波検査、CT検査等を行い、正確な診断を心がけております。
乳腺や甲状腺でお悩みの方はお気軽に受診して頂けたら幸いです。
乳腺外科の診察は総合美容センター内で行っています。
総合美容センターについてはこちらをご覧ください。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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午 前 | 岸野瑛美 | 福間佑菜 | 紅林淳一(月2回不定期) | |||
午 後 | 太田裕介 | 紅林淳一 (13:30~) |
専門分野 | 乳腺・甲状腺外科 |
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資格・専門医・ 所属学会 |
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専門分野 | 乳腺、甲状腺 |
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資格・専門医・ 所属学会 |
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専門分野 | 乳腺・甲状腺・副甲状腺疾患 |
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資格・専門医・ 所属学会 |
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専門分野 | 乳腺、甲状腺 |
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資格・専門医・ 所属学会 |
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